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受診案内

糖尿病の治療について

糖尿病の治療には、食事療法運動療法薬物療法があります。

自分に合った治療ができていますか?

自分に合った治療とはどんなものか、検査を受けたり、治療方針について説明を聞いたりしていますか?

高の原すずらん内科では一人一人に合った方針を立てていきたいと考えています。

外来受診について

糖尿病で受診される場合、普段どおりにお食事をしてご来院ください。

その時に 「朝(昼)**時に食事を始めた」 と覚えておいてください。

特別な検査をするときは絶食をお願いすることがあります。

糖尿病で初診される方へ

 初診の際は、できるだけ事前の電話予約をお願いします。前医からの紹介状があればご持参ください。

 今までの健診やドックの検査結果、糖尿病手帳、お薬手帳をお持ちの方はご持参ください。

 問診票がダウンロードできます。ご自宅などで印刷して、あらかじめわかる範囲でご記入の上、ご持参くだされば、診察の上で大変有意義です。

それ以外に教えていただきたいのは

  • いつからどんな症状があるか
  • いつ、どんなきっかけで糖尿病と診断されたか
  • 過去の体重歴
  • どんな希望があるか

などです。

また、初診の際に合併症の検査を行うことがあります。時間的余裕をもってお越しください。

当院を初診された方には、早いうちに

  • どのようなタイプの糖尿病か
  • インスリン分泌の能力はどうなっているか
  • 合併症の有無
  • どんな治療法(食事、運動、飲み薬、インスリン)が合っているのか
  • どんな問題点があるのか
  • 今後の方針

を決めて、ご本人やご家族と話し合うことにしています。十分納得されるまでご質問ください。

糖尿病手帳と糖尿病眼手帳について

糖尿病手帳をお持ちですか?日本糖尿病協会の発行する手帳です。眼手帳と合わせて、通院の際にご持参ください。

眼科を受診された時は眼科の先生に糖尿病手帳を見ていただき、眼手帳に記録をお願いしてください。

他の科(耳鼻科、歯科、皮膚科など)を受診される場合も持って行って見せるようにしましょう。

食事指導について

糖尿病・痛風・高血圧症・高脂血症では、その治療の基本は食事療法です。当院では2名の管理栄養士が毎日栄養指導にあたります。

初診の際に時間的余裕があればこれまでの食生活の聞き取りをさせていただきます。再診の時も随時対応いたします。

ご本人やご家族の生活時間、運動、仕事との兼ね合いなどをおたずねしたうえで、生活に則した食事のアドバイスを心がけております。

HbA1cについて

ヘモグロビンA1cは血糖の1~2か月の平均をあらわし、血糖コントロールの基準となる数値です。

正常値は4.3~5.8%ですが、糖尿病の合併症を防ぐためにできるだけ正常にしておくことが必要です。できれば6.4%以下を目指しましょう。

高の原すずらん内科ではHbA1cを即日(採血してから10分ほどお待ちいただきます)検査してお伝えすることにしています。ご自分のHbA1c値を覚えておきましょう。

外来インスリン導入について

 インスリンを始める時(導入)に、必ずしも入院する必要はありません。

入院が必要な時もありますが、重症の合併症やケトアシドーシスを起こしていない方なら多くの場合通院でも導入が可能です。

低血糖を起こさず無理なくインスリンを開始できるよう、お手伝いいたします。

インスリン自己注射指導について

すでにインスリン自己注射をしていらっしゃる方で、注射の仕方が正しくないまま続けておられる方を散見します。

時にはそのために注射の効き目が悪くなり、血糖コントロールを悪化させていることもあります。毎日痛い思いをして(最近の針はあまり痛くありませんが)注射するのなら、ぜひ正しい方法で行いたいものです。

時には初心に戻って、看護婦さんと一緒に正しい方法を復習してください。

血糖自己測定について

インスリン治療中の方では血糖自己測定に保険が適用されます。

費用は1日1回測る方で1カ月に約1000円前後(3割負担)ですが、毎月の測定回数によって多少の額の差があります。血糖自己測定に使用する機器は高の原すずらん内科から貸し出しいたします。

痛風で初診される方へ

 初診の際は、できるだけ事前の電話予約をお願いします。前医からの紹介状があればご持参ください。

 現在痛風発作の激痛で苦しまれている場合は、できるだけお待たせせずに診察させていただきます。電話または受付で「発作中である」旨をお伝えください。

 尿酸コントロール剤(ザイロリック、ユリノームなど)は尿酸値をコントロールする薬です。良い薬ですが、残念ながら痛みをとる働きはありません。痛風発作の激痛には効きませんので、必要以上に服用することは避けましょう。

 高尿酸血症のタイプによっては、これまでの治療法の見直しを行うことがあります。タイプを見極めるための検査も必要になることがあります。

 問診票がダウンロードできます。ご自宅などで印刷して、あらかじめわかる範囲でご記入の上、ご持参くだされば、診察の上で大変有意義です。

再診の方へ

通院は症状の安定している方では1か月に1回~2回を原則としています。糖尿病の方では毎回尿と血糖検査を行い、月に一度HbA1c、必要に応じて肝機能、腎機能、コレステロールなどの検査を行います。

痛風の方では毎回尿検査を行い、月に一度尿酸値などの検査を行います。